交通事故の後遺症に関する知識を解説!


交通事故の後遺症認定とは

後遺症認定の流れ

後遺症認定の流れ 万一、運悪く交通事故にあってしまい、その交通事故のせいで後遺症が残ってしまったら、後遺障害の申請をすることが可能です。
その申請をする時に被害者が必要な書類は、

①後遺障害診断書
②保険金(損害賠償額)支払請求書
③交通事故証明書
④事故発生状況報告書
⑤医師の診断書
⑥診療報酬明細書
⑦印鑑証明書

であり、このほかに必要ならば休業損害証明書(勤務先を休んだ場合)CT写真(症状により)通院交通費明細書(交通費請求の場合)と多数の書類が必要となってきます。
申請後の認定の流れは、損害保険料率算出機構の自賠責損害調査事務所が損害額を調査してから、自賠責保険会社が調査結果の通知を受けます。自賠責保険会社が被害者に等級の認定結果を通知します。最後に認定結果を元に加害者と示談交渉を始めます。
後遺症申請をすると被害者が加害者からとれる示談金の金額が増える可能性があります。必要書類を取り揃えたり、申請方法などの詳細を知りたいときは、やはり法律の専門家である弁護士に相談したほうが得策です。

交通事故の後遺症の認定にはどれくらいかかる?

交通事故の後遺症の認定にはどれくらいかかる? 交通事故にあってから後遺症が認定されるまでには、ある程度の期間を要します。
一般的には申請してから、おおよそ2ヶ月程度でほぼ結果がわかると言われていますが、怪我の状態によって期間が長引くこともあります。後遺症の認定基準は等級ごとに明確に定められており、交通事故の影響は複数の症状を招くことも珍しくありません。
それぞれの症状について該当性を判断し、併合したうえで最終的な判断が求められるため、結果がわかるまでに数ヶ月かかることもあります。
また、保険会社の対応が遅ければ申請手続きも遅れてしまいます。保険会社は複数の交通事故の案件を同時に抱えて対応しているため、場合によっては処理が後回しにされてしまうこともあるのです。可能な限り結果を早く出したいのであれば、保険会社に進捗状況を問い合わせるのもひとつの方法です。
進捗状況をこまかく問い合わせることで、担当者に優先度が高い案件だと判断され、手続きを円滑に進めてもらえる可能性が高くなります。


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